【 仕 様 】
リージョン:A/B/C(日本のブルーレイ・プレーヤーで再生可能)
本編:82分
特典コンテンツ:なし
ブックレット:なし
【 字 幕 】
【 画 質 】
【 仕 様 】
リージョン:A/B/C(日本のブルーレイ・プレーヤーで再生可能)
本編:82分
特典コンテンツ:なし
ブックレット:なし
【 字 幕 】
【 画 質 】
本来ならせめて十名ぐらいのクリティックスが選ぶそれぞれのベスト100作品をチェックすべきところだけど、それはさすがに大変だし、なにより小林は映画同様、ミステリにも精通している人だから、本書『2001年映画の旅/ぼくが選んだ20世紀洋画・邦画ベスト200』における洋画ベスト100+邦画ベスト100を参考にさせてもらって、原作のあるミステリ映画に小林が推したくなるようなものは何本あるのか、調べてみたいと思う。
「影なき男」(1934年公開:原作 ダシール・ハメット)
「バルカン超特急」(1938年公開:原作 エセル・リナ・ホワイト)
「裏窓」(1954年公開:原作 コーネル・ウールリッチ)
「必死の逃亡者」(1955年公開:原作 ジョセフ・ヘイズ)
「現金に体を張れ」(1956年公開:原作 ライオネル・ホワイト)
「情婦」(1957年公開:原作 アガサ・クリスティー)
「めまい」(1958年公開:原作 ボワロー=ナルスジャック)
「サイコ」(1960年公開:原作 ロバート・ブロック)
「太陽がいっぱい」(1960年公開:原作 パトリシア・ハイスミス)
「血とバラ」(1961年公開:原作 J・シェリダン・レ・ファニュ)
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小林信彦 関連記事 ■
⊶⊷
この数年、Alpha Videoというメーカーをはじめ、「Bombs Over Burma」の
DVDはいくつか出回っていたわりに、どれも丁寧なレストアがされておらずnot
to buyなものばかり。ところが昨年の春リリースされたFilm
Masters盤は今までのディスクと比べ、最も観やすい画質に仕上がっているとの噂。PRC(Producers Releasing Corporation)の製作した映画はおしなべてフィルムのコンディションがよろしくないそうだけど、その点を考慮しつつFilm Mastersはよく頑張ってブラッシュアップしたと好意的に見る海外ユーザーの声もあり、アメリカからDVDを取り寄せた。
【 仕 様 】
NTSC リージョン0(日本のDVDプレーヤーで再生可能)
ブックレット、特典映像などは無し
【 言 語 】
英語(一部、北京語あり)
Film
Mastersはなんともニッチなレーベル(?)で、マイナー作品をアーカイヴする一環としてソフトを製作しているような感じ。聞いたこともない昔の映画をブルーレイで発売しているのに今回の「Bombs Over Burma」はDVDのみの扱い、残念すぎる。しかもこのDVD、正規ルートで購入したからバッタもんではないプレス盤のくせにチャプター再生の開始位置が変だったり、全体的に作りがチープ。更に、画質良好と書いたものの音声はそこまでクリアでなくボリュームを上げて視聴する必要がある、英語圏のネイティヴでさえ「細かいセリフが聞き取りにくい」と不満を漏らしているぐらいだし、英語字幕が無いのはイタイ。
そういう事情もあり「Bombs Over Burma」の公開された1942年(昭和17年)における亜細亜の情勢を先に記しておいたほうがいいだろう。中国大陸の東側(沿岸部)を占拠された蔣介石の国民党政府は重慶まで後退して日本軍に抗戦。一方、ビルマ(現在のミャンマー)も本作が完成したあと日本に占拠された模様。話の中に出てくるビルマ・ロードというのは〝ラーショー〟(ビルマ)と〝昆明〟(中国)を結ぶ物資輸送のための山岳幹線道路。重慶を南西に下ると昆明に至り、その先にビルマがある。