2023年4月12日水曜日

翻訳家 T 氏への私信

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T様

はじめまして、銀髪伯爵と申します。この拙いブログを時々覘いて下さっていると知り、改めて御礼申し上げます。御名前はよく存じ上げており、本日の記事にT様のweb日記へ案内するリンクを張ることも考えたのですが、(第三者が調べればすぐにわかることなれども)今日のところは御名前をイニシャル表記にさせて頂いた上で話を進めたく思います。


 

 

このところT様の日記を拝読しておらず、また私がSNSを嫌悪していてコミュニティの繋がり等も無いので、三月末にT様の身の回りで起きた不快な事について、全く把握していませんでした。例の小野塚力という人物、左川ちか研究者・島田龍氏の怒りを込めたツイートを傍から観察していて相当異常だとは感じていましたが、まさかT様までも犯罪者呼ばわりするとは・・・自分らのやっている悪行は棚に上げて、いったいどの口でほざいているのでしょうね。



私は島田氏とも全く面識はありませんが、おそらくT様におこなったのと似たような恫喝口調で、これまで左川ちか本の発売を妨害してきたのだろうなと推察します。T様へメールを送って寄越すぐらいですし、小野塚力はT様の連絡先を知っている程度に同業の顔見知りなのでしょうか?あまりにも不遜かつアタマが悪すぎて、私にはT様に近い同業者とはとても思えませんが。あいにく文学フリマには行ったことがなく、小野塚力がどの程度盛林堂のブースでデカイ態度でふんぞり返っているのか、残念ながら存じ上げません。なんでも善渡爾宗衛は昔熊本で梶尾真治氏らとSF同好の仲間だったそうですね。



 

 

従いまして私は惜しい事に、T様の日記において現状(とりあえず)封印されている「小野塚氏の高飛車メール」「小野塚氏の高飛車メールふたたび」「その後の小野塚氏」並びに「一人三役疑惑」(改稿前ヴァージョン)の四エントリを読み損なってしまいました。とはいえ現在読めるエントリを拝読して漠然とですが、どんな事がT様の身に起きたのかは把握できました。「善渡爾宗衛/小野塚力/杉山淳が一人三役」というのは彼らを揶揄う意味でふざけて書いただけですので、「アホか」と笑って読み飛ばして下さい。

 

 



真面目な話に戻します。そもそもこの三名が盛林堂書房を根城に、テキストのチェックをしないまま制作した本を法外な価格で販売し続けていなければ、私もこんなキャンペーンを張る(?)ことはなかったでしょう。
 


所詮当方はこのブログでの狭い発言にすぎませんが、島田龍氏は自身のtwitterにて善渡爾宗衛/小野塚力/杉山淳の〝あくどさ〟を拡散してくれました。しかし彼らは自省ひとつするどころか『怪奇探偵小説家 西村賢太』のようにステマとしか思えない銭儲けさえやっています。



彼らの息がかかったレーベルでは〝東都我刊我書房〟の本しか私はチェックしておりませんけれども島田龍氏は〝えでぃしおん うみのほし〟から出た左川ちか本の内容を批判しておられましたし、また〝綺想社〟という海外ものを扱うレーベルの本は、まるで翻訳サイトを使って素人が訳したような文章だとの噂も耳にしています。〝綺想社〟の本はT様の御仕事に関係してくる分野ですから、より詳しい事情を掴んでいらっしゃるのではないでしょうか?






私の記事を取り上げて下さったせいで小野塚力からT様へ無礼極まる攻撃が発せられ、申し訳なかったなと恐縮しておりますが、こういう輩は何を言っても無駄なのでしょう。他の方へ同調を求めるようなことはなるべくしたくないのですが、常々ブログで申しておりますとおり、いくら同人出版とはいえ、こんな本を販売させ続けていい筈がありません。



他人の作品を踏み躙る彼らの行為をどうしたら止めさせられるか、良いお知恵がありましたなら無理のない範囲で結構ですので、web日記にてこっそりご教示頂けましたら幸いです。彼らは今度は近松秋江と渡邉文子をエサに、ボッタクリ本でまた金を巻き上げるつもりのようです。近いうちに私もまた次の矢を放つつもりでいます。


最後になりますが、これだけ悪質なテキストの本が出回っているのに、ミステリ好きなどと名乗っている連中が、まるで坂本勇人の女性問題に関する読売ジャイアンツよろしく固く口を閉ざす中、この件にT様が触れて下さいましたことを心より感謝致します。



銀髪伯爵