調査対象店はジュンク堂書店国内全店舗。以前のジュンク堂は単独のネットストアを持っていたけれど、2016年にBK1と統合したhontoへ吸収されてしまい、現在ジュンク堂の店頭在庫を確認するにはhontoにて自分の探している本の商品ページを検索し、「店舗お取扱い状況」欄の中に入って見なければならない。hontoはジュンク堂だけでなく丸善と文教堂の店舗在庫も見られるようになっているが、その全てをチェックしていたらあまりにも数が多くなり過ぎるのでジュンク堂店舗のみをチェックの対象とした。
【北 海 道】
札幌店 [△]
旭川店 [✕]
旭川医科大学店 [✕]
【青 森】 【秋 田】
弘前中三店 [✕][△][△] 秋田店 [△][△][○]
【岩 手】
盛岡店 [△][△][△] 仙台TR店 [△][△][△] 郡山店 [△][△][△]
【埼 玉】
大宮高島屋店 [△][△][△] 南船橋店 [✕][✕][✕]
【東 京】 【神 奈 川】 【山 梨】
池袋本店 [○][○][○] 藤沢店 [○][○][○] 岡島甲府店 [△][△][△]
プレスセンター店 [✕]
渋谷店 [△]
【新 潟】 【静 岡】
新潟店 [△][△][○] 新静岡店 [△][△][△]
【愛 知】
名古屋店 [△][✕][△] 滋賀草津店 [△][△][△] 橿原店 [△][△][△]
名古屋栄店 [△][△] [△] 奈良店 [△][△][△]
【大 阪】
大阪本店 [○][○][○]
天満橋店 [○] [○] [―] (6月18日はなぜか非表示)
難波店 [△]
梅田店 [○]
上本町店 [△]
近鉄あべのハルカス店 [△]
松坂屋高槻店 [△]
三宮店 [○]
三宮駅前店 [△]
神戸住吉店 [△]
芦屋店 [△]
姫路店 [△]
西宮店 [△]
舞子店 [△]
神戸さんちか店 [✕]
明石店 [△]
【広 島】 【香 川】 【愛 媛】
広島駅前店 [✕][✕][△] 高松店 [✕][✕][✕] 松山店 [✕][△][△]
【福 岡】
福岡店 [✕][✕][○] 大分店 [✕][✕][✕] 鹿児島店 [✕][✕][△]
【沖 縄】
那覇店 [✕]
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明らかに西日本への新刊の入荷は遅い。そしてそれは単に距離の問題では無いような気がする。東京と大阪のフラッグシップ店だけは新刊が発売日前日から入荷している事が多い。それなら、やろうと思えばある程度、全国均一に新刊が届くような流れを組むのは物理的に絶対不可能な筈がない。発売日に東日本は入荷できて、西日本には入荷できない理由は何なんだ?あと普段私はhontoを殆ど利用しないから通常よくあるトラブルなのかもしれないけれど、ビックリしたのは三日目の入荷をチェックしていたら、大阪と兵庫のいくつかの店舗で、在庫状況が表示されなくなっていた。何これ?こんなんでhontoの管理システムって信用できるのか?
「本が売れなくなった」と言うが、実際新しくリリースされる単行本や雑誌の数はそこまで減っていない。ゴミみたいな本が濫造される一方、全国へ満遍なく配送されるシステムに改善しようとする者は誰もいない。新刊の種類によっては、二、三日どころか半月や一か月以上過ぎないと入ってこない土地もあるそうで、そんなんじゃマメに本を買おうなんて思う人はいなくなるのが当然。ここまで書店業界のシステムが偏向していては話にならない。
小泉進次郎が嫁に踊らされて始めたビニールのレジ袋有料化(あれって海や山に捨てる奴こそが一番の癌じゃないのか?)という悪法が罷り通るどさくさに紛れて、全国展開している書店ではどうして紙の袋まで有料されなければならないのか?こんな下らん事には速攻で追従しやがって実に許し難い。買物に行く機会が多い主婦ならまだしも、マスクを忘れないようにするのでさえ面倒な上に、仕事中エコ・バックなんかいつも携帯してられるか。フツーの人が実店舗の書店になんか行きたくなくなっても、それはごく自然な現象なのだ。