メンズ・マガジンにはどういう理由でヌードがつきものなのか? 話しかけるようなちょっと癖のある文体だけど、あの鏡明が終始脱線しながら 50~60s メンズ・カルチャーのことを考える。
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『マンハント』
中田雅久
『新青年』
『100万人のよる』
山下諭一
『笑の泉』
中原弓彦
『ヒッチコック・マガジン』
テディ片岡
エルヴィス・プレスリー
小鷹信光
シェル・スコット
『MAD』
『漫画読本』
ゼーン・グレイ
『洋酒天国』
ピート・チャンバーズ
『ハードボイルド・ミステリィ・マガジン』
ユーモラマ
久保書店
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上記ワードのうち最低でも5つ惹かれるものがあるなら、アナタは本書を読まなければならない。
「私は、モダン黄表紙みたいな、そんなマガジンを作りたかった。」
(銀) 『「奇譚クラブ」から「裏窓」へ 』『ミステリ編集道』に続いて本書、中田雅久の仕事をフォローする本が三冊も出るとは思わなかった。嬉しい事なり。そのわりには文字を連ねず、なんとも手抜きな文章になってしまった。たしかこの本が出た時、読み終わったはいいものの、じっくりレビューを書く時間が無いまま投稿してしまった記憶がある。
そして、このレビューをBlogへ移す作業をしている本日もゆったりPCに向き合っている暇が無い状態。だから「ええい、今日のネタはこの本のレビューで済ましてしまえ」てな訳で再び手抜きする羽目になった次第。
たったこれだけで終わるのも何だから一言付け加えるとしたら版元/フリースタイルの話かな。この出版社 Amazonが大好きで、新刊が出ても他の通販サイトでは全然「在庫あり」にならず、いつまでたってもオーダーできないのに、(おそらく直取引しているのであろう)Amazonだけは「在庫あり」になるのがやたらと速い。