とりあえずベースとなるフォーマットを作り、何件か投稿してみて10日が過ぎた。ぼんやりとだが形が整い、今のところは何か申したい気持ちも継続しているように思えるので、遅くなったがこうしてblogの「序」をしたためる次第。
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blogにありがちなコメント欄も設定しない。インターネットは相互コミュニケーションどうのこうのといって始められたものの、BBSしかりtwitterしかりそんな事をやったって利点より問題点のほうがはるかに多いのは今までの歴史が証明している。過去に私が楽しく閲覧してきたサイトの掲示板も、頭のオカシイ書込みをする奴が現れたりするぐらいならまだしも、キリがないスパムに攻撃されてクローズしてしまったHPがいっぱいある。
結局、個人サイトに相互コミュニケーションを期待してもロクな結果にはならなくて、Isolateしているほうが日々穏やかに過ごせるものだ。私の駄文を読む為にわざわざアクセスしてくれる人がいるとも到底思えないし、このblogではよほどの事が発生しないかぎり他者との通信はやらない。
『貼雑年譜』に「誰にも見せるつもりはない」と江戸川乱歩は書いているが 〝実際「見ルベシ」だとか書いてて第三者に見られる事を意識しているじゃないか〟という人がいる。でも私はそうは思わない。多少なりとも未来の第三者の目を意識していたかもしれないが、あれは自分の中のもうひとりの自分に語りかけていたのではないだろうか。
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過去のレビュー投稿分の殆どは少しの加筆・削除やちょっとした言い回しの訂正を除きそのまま載せているが、ものによっては☆の評価を含めすっかり書き直したものもある。内容評価を☆の数(5つが満点)で記すAmazonカスタマー・レビュー方式をそのまま使うか止めるか迷ったが、目に留まり易いのでそのまま残すことにした。新規書下ろし分にも☆評価と副音声の(銀)追記を採用している。
通常のblogでは〝タグ〟と呼ばれる分類ツールだが、私の使用しているBloggerというプラットフォームでは〝ラベル〟と呼ばれている。最初は取り上げる本の編纂者までも細かく〝ラベル〟付けしようかと思ったが、そうすると画面右側の人名項目欄がやたら多くなってしまいそうなので、アバウトな決め方だが編纂者については作家として執筆する人であるとか又は特殊な例を除き〝ラベル〟付けをしない事にした。ピックアップしたい人名やワードを〝ラベル〟以上に細かく拾い出したい時には「このブログを検索」欄を使用するのを薦める。