本来こういったものはBlogを立ち上げる際、冒頭に記すものである。そもそも自分のHPを作ろうなんて微塵も考えていなかったし、実際始めてからも、Blogを書くという行為が自分にしっくりくるのかどうかわからない。いくら探偵小説が好きだからといって、わざわざ時間を割いてまでBlogを書き続けてゆく気持があるのか、どうにも懐疑的だった。
とりあえずベースとなるフォーマットを作り、何件か投稿してみて十日過ぎた。ぼんやりとだが形が整い、今のところ何か申したい気持ちも継続しているように思えるので、遅くなったがこうしてBlogの「序」をしたためる次第。
◇
このBlogは日本の探偵小説を中心に、広義の意味においてそれに含まれたり関連するものに対し私なりの愛情・考え・異論反論を述べる場所だ。誰でも閲覧できるようにはしているが殆ど自分本位に書いた内容であって、誰かの都合を考えて表現を忖度するとか、そのような手心を加えるつもりは一切無い。とにかくSNSを嫌悪しているのでtwitterを使ってこのBlogの記事を拡散するような行為はしない。
Blogにありがちなコメント欄も設定しない。インターネットは相互コミュニケーションでどうのこうのと言って始められたものの、BBSしかりtwitterしかり、そんなことをやったって利点より問題点のほうがはるかに多いのは今までの歴史が証明している。過去に私が楽しく閲覧してきたサイトの掲示板とて、頭のオカシイ書込みをする奴が現れたりするぐらいならまだしも、キリがないスパムに攻撃されてクローズしてしまったHPがいっぱいある。
結局、個人のサイトに相互コミュニケーションを期待してもロクな結果にはならず、Isolateしているほうが日々穏やかに過ごせるものだ。私の駄文を読むためにわざわざアクセスしてくれる人がいるとも思えないし、このBlogでは余程の事が発生しないかぎり他者との通信はやらない。
江戸川乱歩は『貼雑年譜』に「誰にも見せるつもりはない」と書いており、 〝実際「見ルベシ」だとか言ってて、第三者に見られることを意識しているじゃないか〟という人がいる。でも私はそうは思わない。多少なりとも未来の第三者の目を意識していたかもしれないが、あれは自分の中のもうひとりの自分に語りかけていたのではないだろうか。
◇
このBlogに載せている文章を書き始めた事の始まりは2009年から2020年まで私が投稿していたAmazon.co.jpのカスタマー・レビューだ。それらはどれも、少しでもAmazonユーザーの役に立つようにと思って書いたのは言うまでもない。けれどレビュー業者やサクラを除く普通のユーザーが書いた投稿だけに対し、Amazonサイドの一方的な検閲・削除があまりに甚だしくなってきて、もうあの会社の為にわざわざレビューを投稿してやるのは時間と労力の無駄だと見切りを付ける気持になり、アフター・コロナを機に(?)、思い入れのあるアイテムへのレビュー投稿は一切しないことに決めた。
よって過去に投稿した文章は少しづつ当Blogへと救済し、Amazonのレビュー投稿欄では見られないようにしてゆくつもり。Amazon.co.jpにおけるレビュー管理部門の人間がどれだけろくでもない連中か、またAmazon.co.jpのレビュー全体が昔よりどれだけ酷いものになっているか、それも時間があれば別途記してゆきたい。
当Blogにおける新しい書下ろし記事にはNEW !マークを付けて投稿する。「このブログを検索」欄にてNEW !というワードで検索すれば、それに該当する(要するにAmazonへの投稿を止めてしまった後、このBlogの為だけに書き下した)記事だけを取り出して読むことができる。また、副音声的に本文の後へ(銀)という追記パートを加えたのは、レビューを投稿した当時と今では考えが変わったり情況が変わったりしているのをフォローしたかったから。
過去のレビュー投稿分の殆どは少しの加筆・削除やちょっとした言い回しの訂正を除きそのまま載せているが、ものによっては☆の評価を含めすっかり書き直したものもある。内容評価を☆の数(5つが満点)で記すAmazonカスタマー・レビュー方式をそのまま使うか止めるか迷ったが、目に留まり易いのでそのまま残すことにした。新規の書下ろし記事にも☆評価と副音声の(銀)追記を採用している。
通常のBlogでは〝タグ〟と呼ばれる分類ツールだが、私の使用しているBloggerというプラットフォームでは〝ラベル〟と呼ばれている。最初は取り上げる本の編纂者までも細かく〝ラベル〟付けしようかと思ったが、そうすると画面右側の人名項目欄がやたら多くなってしまいそうなので、アバウトな決め方だが編纂者については作家として執筆する人であるなど特殊な例を除き、〝ラベル〟付けしないことにした。ピックアップしたい人名やワードを〝ラベル〟以上に細かく拾い出したい時には、「このブログを検索」欄を使用することを薦める。
Amazonカスタマー・レビューへは探偵小説書籍以外にも〝音楽〟に関する投稿も数多くしたのだが、これらをどうするかは検討中。その他思った事・感じた事をイレギュラーにここで触れる機会もあるかもしれない。